「苦悩は目的」・・・世界の苦悩に関する教説するよりショウペンハウエル
1850年頃にドイツの哲学者で、自然と人生に対する実に透徹した洞察観が魅力で味わい深く書かれている本である。
「もしかりに一切の願望がそれが生ずるや否やもうすでに満たされるものだとしたら、その場合人間の生活は何によって埋められ、時間はなんに費やされるのだろうか?仮に人間という種族を極楽島にでも移してしまうといい。そこでは万物は自然に生まれてきて、鳩の群れは焼肉となって飛び回り、自分の愛人は容易に見出し、一緒に暮らせる。しかしそうなったら、人間のある者は退屈のあまり死んだり首をくくったりするであろうし、またある者はお互いに攻めあったり殺しあったりして、結局今日自然が人間に課してる以上の苦悩を人間が自分で起すであろう。ーーしてみればこういう種族にとっては、やはり今のような舞台、今のような現存在が、一番柄にあっているとういことになる。」
そうである。。。徹底したリアリズムな思考ですが、世の中人間が曲がりなりにも繁栄し、生きていけてるのは相応しい舞台にいるからこそなのでしょう。
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